10月8日に吉岡 和哉 先生を講師に「ウェザリング講座」を開催しました。
模型誌での作例や「ダイオラマ パーフェクション」などの著作で有名な先生、私も緊張の中、講座が始まりました!
まずは「色相環」に関する説明をPC画面にて。
○補色…色相環で反対の色(赤⇔緑、青⇔橙など。お互いを強調し合いどぎつい印象に。)
○類似色…色相環で隣(近く)に接している色(統一感がある配色。)
○反対色…補色の両隣(補色のどぎつさを少し和らげる。)
(おおざっぱな記述ですので「配色」などを取り扱った書籍やHPなどを参考にしてください。)
※10/14 追記
月刊アーマーモデリング 11月号 106ページから吉岡先生が解説しておられます。
次にウェザリングを施す際の塗装面の状態(ツヤ)について。
○ツヤあり・半ツヤ…フィルタリング・ピンウォッシュ(スミ入れ)・ストレーキング(雨だれなど)⇒拭き取りやすいため
○ツヤ消し…ピグメント(粉)⇒定着させやすい
発売予定の「フィルタ・リキッド」4色(黃・青・緑・紫)をおひろめ
。
先生の実演開始!
使用法①緑色の戦車に黄色(類似色)を塗り「深み」を出す。
②陰(shade シェイド)を青色・紫色で(自然な陰の色は黒だけではない)。
など。
車体上側に黄色、下側に紫を。
参加の方が持参されたキットに実技指導!
派遣された星、状況などをイメージしながら・・・。
同じく参加の方に実技指導。
冬季迷彩の方法。
アクリルガッシュの白を筆塗りし、落としていきます。
Mr.ウェザリングカラー「サンディウォッシュ」によるホコリの表現。
キットを保持する左手と筆を持つ右手、接した小指に注目!
脇を締めることも重要ポイント!
ポイントを。
①ホコリののる位置を意識して強弱をつける。「角・車体上面」
②「サンディウォッシュ」の底にたまった塗料を使ってのせていく。
③不要なところをフィニッシュマスターなどで拭き取る。
※ウェザリングカラーの「マルチグレー」、「マルチホワイト」を混ぜて調色するのも良い。
※「ウェザリング講座」を開催しました② へ続く
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